『きみが心に棲みついた』

TBS系ドラマ『きみが心に棲みついた』第7話が27日に放送された。

これまで主演の吉岡里帆の不安定なキャラクターに心配の声があがっていたこのドラマだが、この日の放送では今日子（吉岡）を苦しめてきた星名（向井理）に同情の声があがっている。

■これまでの『きみ棲み』

下着メーカーに勤務する小川今日子は、仕事熱心で評価されているが、学生時代には「キョドコ」と呼ばれるほど挙動不審な女子。

もともとの性格に加え、大学時代に先輩の星名漣（向井理）に酷い扱いを受け、今でもトラウマを抱えている。

そんな中、出会ったマンガ編集者の吉崎幸次郎（桐谷健太）。無愛想ながらも優しい性格に今日子は惹かれるが、星名が会社に出向してきてしまう。

星名からさまざまな罠にはめられ、苦しめられていた今日子だが、吉崎とは交際まで進み、順調な一面も見せる。だが、今日子は今でも引きずっている過去を吉崎に知られてしまうことになる。

■吉崎にストリップ動画を見られてしまう

吉崎（桐谷健太）が、元恋人の映美（中村アン）と一緒にいる姿を見かけてしまう今日子。吉崎に聞き出せないまま、悶々とした日々を過ごすことになる。

そんな中、吉崎の大学の友人でもあるバーの店員・牧村（山岸門人）から今日子の過去の裸の動画を手に入れた為末（田中真琴）が、吉崎にその映像を見せてしまう。

吉崎は今日子の過去にショックを受け、今日子からの連絡にも返信できず。今日子の後にその事実を知り、強いショックを受ける。

■どこまでもまっすぐな吉崎に助けられ

そんな中、今日子に助け舟が。今日子が今でも縛られている大学時代の先輩が星名であることに、堀田（瀬戸朝香）と八木（鈴木紗理奈）が気づいて言い出してくれたのだ。

すべてを話し「（星名さんから）離れようとしても無理なんです」と2人に告げる今日子。堀田が「よく考えて…過去にとらわれて吉崎くんを離したらバカだよ」と言う一方で、八木は酷い男に救われることもあると今日子に理解を示す。

今日子が今でも過去に縛られている事実を知った吉崎は、牧村と星名のところへ行き、今日子に謝罪すること、動画を消すという誓約書を書くことを約束させる。

その後、吉崎は今日子の自宅へ。誓約書を見せて「過去に怯える必要はない」と告げ、今日子が首にネジネジにして巻いているスカーフをほどいた。吉崎の一連の誠実な行動には、ネット民からも賞賛の声が相次いで…

などの反応が見られることに。

そして翌日、今日子は首に何も巻かず涼しげな表情で会社へ。星名の前を通り過ぎると、星名は「まじか…」と今までにないような驚きの表情を見せたのだった。

■ついにネジネジを外し、視聴者は歓喜

吉崎からネジネジを外してもらい、ついに星名の呪縛から解放された今日子。そのシーンを見た視聴者は大興奮したのだった。

■「星名を救って欲しい」の声

だが、その一方で星名を心配する声も。

今回の放送では幼少期に父親から顔を否定されるシーンや、母が見知らぬ男と不倫しているのを目撃したシーンもあり、「きっと一番孤独なのは星名ではないか」「星名こそが今日子に依存している」など同情する人が続出した。

■毒親に育てられた人は2割弱

しらべぇ編集部が全国20～60代の男女1,371名に「毒親に育てられたと思う」かを聞いたところ、男性より女性が多いという結果になった。中でも40代の女性の割合が一番多く、2割を超えている。

（©ニュースサイトしらべぇ）

幸せを毒親が存在するのは悲しいことだ。だが、辛い経験をバネにして、幸せを掴み取っていく人もたくさんいる。星名もなんとか幸せになってほしいものだが…。

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（文／しらべぇドラマ班・ガガ　イラスト／ミキシマ）

【調査概要】 方法：インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間：2015年11月20日～2015年11月24日
対象：全国20代～60代の男女1,371名（有効回答数）